「正行さん鉋造ってよ」この一言からはじまった 「切れる鉋を造ってよ」
先人たちが残している素晴らしい鉋 道具がない時代にどうやって切れ味の良い鉋を造ったのか
同じ造り方 ヤスリ セン掛け 拘り抜いた鉋
その時代と同じ工程で鉋を造る 切れ味抜群の鉋を造る 手間暇かかる鉋造りがはじまった
鋼は１．５カーボンの東郷レイ号この鋼は戦時中鉄砲の玉に火薬を詰めるため穴をあけるのに用いた鋼強靱な硬さは鋼史上最強のため扱いにくく焼き入れ焼き戻し温度が常識では通用しない鋼
また１．５カーボンの青紙は厚み１ｍｍで非常に薄くセン掛けが出来ないので火造りの段階で叩きその場で裏を造らなければならない鋼
どちらも曲者の鋼
出来た鉋の切れ味の評価はある工務店に協力してもらい鉋のかたち、切れ味を評価
今年の「全国削ろう会蔵王大会」でお披露目
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